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映画『ゴーンガール』の実話『スコット・ピーターソン事件』あらすじや判決結果、結末について【ネタバレあり】

10月11日(日)の
フジテレビ系
日曜ファミリア

『世界法廷ミステリー6
~映画になった衝撃裁判
トリックvs悲劇の女たち~』

にて、映画『ゴーン・ガール』の
モデルになった実話
『スコット・ピーターソン事件』
が取り上げられました。

事件の概要や判決結果、結末について
取り上げます。



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実話スコット・ピーターソン事件全貌【前半】


スコット・ピーターソン事件は
レイシー・ピーターソン殺人事件とも
呼ばれています。

いきなりネタバレになりますが、
レイシーとはスコットの妻です。

サンディエゴの裕福な実業家の息子で、
ハンサムと評判のスコット、
高校時代にはチアリーダーをつとめ、
明るい性格で料理好きの女性レイシー、
誰もが羨む夫婦に起こった事件です。

2002年12月24日、事の発端は
クリスマス・イブのこと。

早朝から釣りに出かけていたスコットは、
夕方、カリフォルニア・モデストの自宅へ
戻ると、妊娠8ヶ月であった27歳の妻の
姿がないことに気づきます。

自宅付近を探すものの見つからず、
妻の家族と警察に連絡。警察や
地元のボランティアと協力し、
報奨金を出すなどしてレイシーを捜索。
大きな事件へと発展していきます。

しかし警察による徹底捜査が行われるにも
レイシーを見つけることができない。
そんな中、警察はあまり悲しみに暮れて
いなかったというスコットの態度や
奇怪な言動から彼への疑いを持ち始めます。

警察は175人もの容疑者をリストアップ
していると発表しましたが、実際は彼一人に
しぼって捜査を進めていました。
ただ、レイシーの家族はスコットを信じ
弁護していました。

しかし、警察がスコットの電話を盗聴し、
そのなかでスコットの愛人アンバー・フレイの
存在が判明。
それを知ったレイシーの家族は一転して
スコットを疑うようになりました。

スコットはレイシー失踪後も
アンバーと連絡を取り合っており、
アンバーと出会う以前にも不倫経験が
ありました。

レイシーの生存中から
「妻は亡くなっている」と
話していたそうです。

スコットへの疑いが深まるなか、
必死の捜索も虚しく4月13日。
サンフランシスコ湾東岸で首のない
女性の遺体とへその緒が付いた胎児
の遺体が見つかります。
そしてそれは2日後、DNA鑑定により
レイシー親子だと判明。

夫のスコットに注目していた警察は、
家宅捜索や通話の録音などを重ねたこと、
スコットが釣りをしていた場所の近くで
遺体が発見されたことを受け、
スコット逮捕に踏み切ります。

スコットは逮捕時、髪の毛を金髪に染め
髭を生やし、ダイエットもしていて、
その風貌は以前とは似つかないものでした。

また逮捕時、スコットの所持品は
現金が15,000ドル、携帯電話4台、
ナイフを含むキャンプ用品、着替えと
靴を9足、兄の免許証などで、サンディエゴ
のとあるゴルフ場で逮捕されたのですが、
これからゴルフを始めるにしては不自然なもの
ばかりでした。
メキシコに逃亡するつもりであったとも言われています。

そこから舞台は法廷へ。
スコット・ピーターソンの裁判が
始まると、それは全米の注目を集めることに。

サンディエゴの実業家の息子である
夫スコットとレストランを開くほどの
料理の腕前をもった妻レイシー。
この裁判を通して、完璧な夫婦の闇を
垣間見ることになります。



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実話スコット・ピーターソン事件全貌【後半】


裁判は2004年6月から
始まりました。
逮捕後スコットは一貫して
無罪を主張。

しかし、検察側は、自由で気ままな
独身生活に戻りたいスコットが、
妻レイシーと生まれてくる子供が
重荷になり犯行に至ったと主張。

2002年12月23日の夜から
24日朝にかけて、自宅で
レイシーを絞首もしくは
窒息させて殺害、(殺害時間は不明)
彼女の遺体をシートに包み車に乗せ、
サンフランシスコ湾に向かい、
ボートに遺体を移し替えて、
沖合いでコンクリートのおもりをつけて
海に沈めたと主張。
スコットはレイシー失踪の
2日前にボートを購入していました。

一方スコット側は変質者による
犯行を主張するも根拠に乏しく、
確たる証拠を提示することが
できませんでした。

また愛人アンバー・フレイとの会話で
自分が独身と偽ったり、外国から
電話しているように装うなど、
スコットの様々な嘘が明るみになります。

それを踏まえ、男女6人ずつからなる
陪審団は11月12日に、ピーターソン被告(32)に、
妻に対する第1級殺人と、「コナー」と
名付けられる予定だった出産前の息子に対する
第2級殺人の罪で、有罪評決を下しました。

量刑について陪審に刑法上与えられた選択肢は、
仮釈放なしの終身刑か、薬物注射による死刑かの
どちらかで、3日間にわたり11時間半の検討を
続けた結果陪審団は、死刑を選択。
2005年3月16日に、スコットに
薬物による死刑が言い渡されました。

スコットの事件は連日ワイドショーで
取り上げられ、全米がスコットに注目
していました。
地元では裏切りの夫・スコットへの
憎悪の声が渦巻いており、裁判所前に
集まっていた多くの人々がスコットに
下された死刑判決に歓声を上げたそうです。

そしてスコットは現在、
サンフランシスコ郊外にある
サン・クエンティン刑務所で
死刑囚として服役しており、
今でも無実を主張しているそうです。

以上が映画『ゴーンガール』の実話
『スコット・ピーターソン事件』の全貌です。
ゴーンガールとはまた少し違いがあると
思いますが、モデルなった事件は
このような結末になっております。

気になったかたはぜひ、
ゴーンガール見てみてくださいまし(・∀・)

ゴーンガール予告です↓



それではここまで読んでくださいまして
ありがとうございました。

失礼いたします<(_ _)>



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